早朝高血圧とは、どのような症状を指すのでしょう。
原因から治療法まで、医師に詳しく伺いました。
普段から高血圧の薬を服用されている方は、飲み方を工夫することで早朝高血圧が改善される可能性があります。
頭痛と血圧の関係についても解説してもらいましたので、ぜひ参考にしてください。
早朝高血圧の症状と定義
昼間の血圧は正常ですが、朝方に高いことをいいます。高血圧の患者の、約半分が当てはまります。
通常、家庭で測った血圧が「若い人で125/80mmHg以上、ご高齢の人で135/85 mmHg以上」であれば高血圧を疑うサインです。早朝高血圧も、同じ基準となります。
測定する条件
朝起きてから1時間以内
排尿後
朝の薬を飲む前
朝食を摂る前
朝方に血圧が高くなる原因
高血圧の薬の効き目がきれて、夜から朝にかけて高くなる
夜に血圧が下がらないので、朝も高くなる
朝、目が覚めて急激に高くなる
朝、目が覚めて血圧が上がるのは、活動するために心臓の動きが活発になるためです。
しかし、高血圧の人・高齢者には負担がかかります。急に血圧が高くなると、血管が傷ついて詰まることもあります。
心筋梗塞は、“朝起きた後、1時間以内”に発症することが多いという報告もあります。
男女どちらに起こりやすいのか
2017年の国民健康栄養調査で、“最高血圧が140mmHg以上の割合”の報告があります。
男性の約4割、女性の約3割と報告されています。
あくまで“血圧”に関してですが、やや男性が、多い傾向です。
早朝の頭痛は高血圧のせい?
様々な原因があります。
血圧は起床前から起床後に上がりますので、その際に頭痛が起こることもあります。
しかも早朝高血圧は脳卒中や心筋梗塞を始め、脳や心臓、腎臓などの疾病を発症しやすいので、注意が必要です。
その他、早朝の頭痛は脳腫瘍といった病気も考えられます。
早朝高血圧の改善方法
早朝高血圧からわかる病気何に注意したら良い?
医師からのアドバイスを掲載しています。
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