お酒が好きなら二日酔いの予防は必須ですよね。
飲み会の前には、薬やサプリ、ドリンクなどを買う人も多いはず。
この記事では、二日酔いの予防について、詳しく解説してもらいました。
薬をはじめ、お酒を飲む前後にできる予防法や、二日酔い防止を期待できる食べ物や飲み物もご紹介しています。
もう二日酔いの頭痛や吐き気で苦しまないように、しっかり予防してお酒を楽しみましょう。
二日酔いを予防するサプリ・漢方薬
ハイチオールC
アルコール分解を助けるLシステインという成分が含まれており、二日酔い予防が期待できます。
飲酒時の服用がおすすめです。
漢方薬
五苓散や黄連解毒湯などが二日酔い予防に良いとされており、食前の服用がおすすめです。
ビタミンB群のサプリメント
ビタミンB群のサプリメントなどを活用するのもおすすめです。
ビタミンB2、B6、B12などは、アルコール代謝で消耗するビタミンなので、二日酔い予防の作用が期待できます。
飲むタイミングは?
漢方や薬によって飲むタイミングは異なります。医薬品には摂取のタイミングが記載されているので、そちらを確認しましょう。
ビタミンB群のサプリメントは水溶性のため、比較的体から排泄されるサイクルが早い成分です。
目安量を守って、こまめに摂取するのがおすすめです。
飲酒の前に栄養ドリンクは効く?
ウコン入りドリンクの効果
ウコンには抗炎症作用や肝臓保護作用があると言われています。
そのため、ウコンが使用されている栄養ドリンクは二日酔い予防や改善に役立つのかもしれませんが、今のところヒトでの研究データがありません。
肝臓の働きを助ける「肝臓水化物」は?
肝臓水化物などアミノ酸が多く含まれている栄養ドリンクは、 肝臓の働きをサポートするためのアルコールの代謝を助ける可能性はあります。
しかし、製品には二日酔い予防や改善などの表記はありません。
お酒と一緒に摂りたい食べ物・飲み物
たんぱく質
アミノ酸を含み、アルコールの分解を助けます。
例)枝豆、冷奴、カルパッチョ、から揚げ、焼き鳥、卵焼き、チーズなど
脂質
胃の粘膜を保護し、アルコールの吸収を抑えます。
例)揚げ物、アヒージョ、チーズ、ナッツ、レバーペーストなど
ビタミンB1
アルコールの分解(アセトアルデヒドの分解)に必要です。
例)とんかつ、鰻の蒲焼、焼きたらこなど
ビタミンB6
アルコールの分解を助けるたんぱく質の代謝を促します。
例)かつお、まぐろなどの魚類、ニンニク、レバーなど
ビタミンB12
アルコールを分解する肝臓の機能を助けます。
例)レバー、しじみの酒蒸し、いくらなど
水分
アルコールの分解に水が必要です。血液中のアルコールの濃度を下げ、アルコールの分解を助けます。アルコールの利尿作用による脱水症状の予防にもなります。
例)水、お茶など
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