『健康ぴた』に健康検定協会 理事長 管理栄養士 望月理恵子の記事が掲載されましたのでご紹介いたします。今回は、いちごを使ったレシピも掲載しています♪
=以下記事より抜粋=
こんにちは、管理栄養士の望月理恵子です。
“夏バテ”という言葉はよく耳にしますが、この時期は“春バテ”になる方が増加!
日中は暖かいけれども、朝晩冷え込むため寒暖差が大きくなる春。朝は薄着で良かったのに、帰宅時間は寒くて震えてしまうこともあるので、この時期の洋服選びは常に困ってしまいます。日によっての気温差も大きいですよね。
そんな季節の変わり目である今の時期は、自律神経が乱れやすいのです。
自律神経が乱れると、食欲がない、やる気が出ない、イライラする、だるいといった状態になり、日常を元気に過ごすパワーが減退してしまいます。
今回はそんな春バテを解消するためのメニューをご紹介します。
切って和えるだけなのにおしゃれにも見える簡単レシピは、お友達ファミリーとのピクニックなどにもおすすめですよ。
春バテが起こる理由は?
春は出会いや別れの季節。卒園式、卒業式、転勤、入園式、入学式、入社式などさまざまなイベントがあり、新生活がスタートする方も多いのではないでしょうか。
心機一転で楽しみも多いですが、新天地での環境ストレスが体に負荷となり、春特有の気温の変化と加えて、自律神経が乱れやすくなります。
闘争モードの交感神経優位の状態が多く、リラックスモードの副交感神経との切り替えがうまくできず、寝ても疲れる、だるい、といったことが起こります。
この状態が、いわゆる「春バテ」といわれています。
春バテを解消するためには?
春バテ予防、解消のためには、自律神経を整えることが大切。十分な睡眠をとり、体を動かしてリフレッシュするのもいいですね。
また、頑張ろうと気負いすぎず、自分らしく過ごせるようにすることも、春バテ予防になります。
腸内環境に良い食品で自律神経を整える
そして、日々の食事でも自律神経を整えましょう。
腸と自律神経は密接な関わりがあるため、腸内環境を整えると自律神経のバランスも整いやすくなります。
チーズ
ヨーグルト
バナナ
発酵食品(味噌、ぬか漬け 等)
など整腸作用がある食品を積極的に取り入れるといいですね。これらは質のよい睡眠を促すためにも働くためおすすめです。
春の食べ物にはビタミンCがたくさん!
また、ストレスで消耗しがちなビタミンCも補給しましょう。
いちご
キウイフルーツ
菜の花
芽キャベツ
など、春は特にビタミンCが多いものがたくさん。旬のものを食べるように意識するといいですね。
材料を切って和えるだけ!「春バテ予防」レシピ
いちごとその他の材料を和えるだけ、簡単にできる春バテ予防レシピをご紹介します。
春バテに効く時短レシピ・料理(いちごのカプレーゼ)
■色鮮やか!心もスッキリ「いちごのカプレーゼ」
(カロリー…103kcal/葉酸…44μg/食物繊維…6g/カルシウム…48mg/鉄…4.4mg/ビタミンC …47mg)
調理時間(1分)
<材料/2人分>
いちご・・・4個
モッツァレラ(チェリーサイズ)・・・3個
レモン・・・1/2個
エキストラバージンオリーブオイル・・・大さじ1
塩・・・1つまみ
粗挽き黒胡椒・・・適量
バジル・・・適量
パルミジャーノチーズ・・・適量 ※なければ粉チーズでもOK
<作り方>
1.いちごはヘタを取り、半分に切る。モッツァレラチーズも半分に切る。
2.ボウルに1を入れ、絞ったレモン汁とエキストラバージンオリーブオイルを入れ、和える。
3.レモンの皮を薄く切り、細く刻む。
4.器に盛り、塩と粗挽き黒胡椒をふり、バジルとレモンの皮を全体に散らし、パルミジャーノチーズを削りかけて完成。
まとめ
いわゆるイタリア料理の「カプレーゼ」としてはトマトを使うことが一般的ですが、このレシピでは旬のいちごを使いますので、デザートやおやつにもおすすめです。
これからの季節であれば、ピクニックに持って行くのもいいですね。太陽の光を浴びることも自律神経が整いやすくなりますので、「いちごのカプレーゼ」とともにぜひおでかけしてみては?
著者:望月理恵子
管理栄養士:山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、小田原銀座クリニック美容皮膚科 栄養顧問、健康検定協会 理事長など栄養学、美容学の分野で活動をおこなっている。
【HP】健康検定協会 http://www.kenken-kyoukai.jp
【Twitter】https://twitter.com/luce7590