web「健康ぴた」に健康検定協会協力の記事が掲載されました。
今回は、「梅干し」についてです!
〜以下記事より抜粋〜
こんにちは、「健康ぴた」編集部です。
暑い日が続きますが、夏バテにならないようにしたいものですね。
夏バテの予防にも良いとされる食品に「梅干し」があります。
昔から「1日一粒の梅干しは医者いらず」と言われていますが、夏バテ予防以外にも梅干しには色々な健康パワーが秘められているようです。
そこで、管理栄養士の望月理恵子先生に梅干しの健康効果についてお話をお伺いしました。
「1日一粒の梅干しは医者いらず」な理由
梅干しには殺菌効果があり、食中毒予防にも効果があるそうです。
とくにお子さんは食中毒にかかると重症化しやすいので、梅干しをお弁当に一粒入れておくのも予防策として効果的です。
昔から「1日一粒の梅干しは医者いらず」だと言われている理由について、望月理恵子先生にお聞きしました。
望月先生、昔から「1日一粒の梅干しは医者いらず」と言われていますが、なにか健康に良い理由があるのでしょうか?
望月先生
それは、梅干し一粒の中に、たくさんの栄養素が凝縮されているからです。
編集部
梅干しには、どんな健康効果があると考えられますか?
望月先生
疲労回復や夏バテ予防、生活習慣病予防など幅広く体に良い働きをします。
編集部
そのため、1日一粒の梅干しは医者いらずと言われているのですね。
梅干しに秘められた健康パワーとは?
望月先生によると、梅干しには疲労回復や夏バテ予防、生活習慣病予防など幅広い健康効果があるとのことです。
それは梅干しのどんな成分が関係しているのでしょうか?
そのほかの健康効果についてもお聞きしました。
編集部
梅干しは疲労回復や夏バテ予防に効果があるそうですが、それは梅干しのどんな成分が関係しているのでしょうか?
望月先生
疲労回復効果については、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸によって、エネルギーサイクルが活性化することで効果が期待できます。
また、有機酸が食欲を増進する働きがあるので夏バテ予防にも効果があります。
編集部
確かに梅干しの酸っぱさで食欲が増すような気がするので、食欲が落ちやすい夏場に良いかもしれませんね。
では、生活習慣病については、どうなのでしょうか?
望月先生
動脈硬化予防の効果が期待できます。
梅肉エキスに含まれるムメフラールが血栓予防効果と血流改善の働きをすることで血液がサラサラになり、動脈硬化の予防に効果的です。
編集部
梅干しには血液がサラサラになる効果があることが、動脈硬化などの生活習慣病の予防につながるというわけですね。
そのほかには、何かありますか?
望月先生
骨粗鬆症の予防や便秘の改善、肝機能の強化に効果的です。
梅に含まれるクエン酸は丈夫な骨を作るためのカルシウムの吸収を促進するので、骨粗鬆症の予防には効果的だと言えます。
また、腸のぜんどう運動を活発にします。
有機酸の1つ、ピクリン酸が肝機能を活性化させる作用もあります。
編集部
梅干しにはいろいろな健康パワーが秘められていることが分かりました!
女性に多い、骨粗鬆症や便秘に効果的なのはお母さんに嬉しいですね。
また、日頃お酒を飲むお父さんも肝機能の強化のため、梅干しは良いのかもしれません。
梅干しにはアンチエイジング効果もあり!?
梅干しには骨粗鬆症の予防や便秘改善といった、女性に嬉しい効果があるということがわかりました。
さらに、若さをキープする「アンチエイジング効果」も期待できるようなのです。
詳しいお話を望月先生にお聞きしました。
編集部
望月先生、梅干しにはアンチエイジング効果もあるそうなのですが、本当ですか?
望月先生
本当です。
ポリフェノールの一種、梅リグナンには、抗酸化作用や炎症作用があり、細胞の老化やDNAの損傷を防ぐ働きが分かっています。
そのため、血管を丈夫にして肌老化を抑え、アンチエイジングに働きかけます。
梅リグナンは、はちみつ漬けの梅干しにより多く含まれています。
編集部
梅干しに含まれる「梅リグナン」が、若さを保つ秘訣なのですね。
ほかに何か美容効果はありますか?
望月先生
梅干しに含まれるクエン酸は、体内のエネルギー代謝を円滑にして脂肪を付けにくくします。
また、バニリンという成分が脂肪細胞を刺激し、脂肪燃焼作用を高めるのでダイエットに効果的です。
そのほかにも、若返りホルモンとも呼ばれる、パロチンの分泌を促します。
パロチンには、唾液分泌を活発にすることで口腔内を衛生的に保つ作用もあります。
編集部
健康効果だけではなく、キレイになるという点でも梅干しには、女性に嬉しい効果がぎっしりつまっているのですね!
梅干しの気になる塩分と効果的な食べ方についてなどの続きは、公式サイトでご確認ください!!