「妊娠中、なんだか熱っぽい・・・」
「熱が下がらない・・・病院に行くべき?」
妊婦さんの熱の原因と対処法について、お医者さんが解説。お風呂や食事についても聞いたので、参考にしてくださいね。
ホルモンバランスの乱れによる風邪・感染症
妊娠中は、ホルモンバランスが乱れるため、免疫も低下してしまいます。
妊娠中は風邪症候群やウイルス感染にかかりやすい人も出てきます。妊娠を望んでいる人や妊娠した人は、普段から生活リズムを整え、睡眠をよくとり免疫力の低下に備えて、体力をつけておきましょう。
妊娠初期の体温上昇
妊娠初期は、体温が高くなる場合があります。
妊娠初期は、女性ホルモンのプロゲステロンという妊娠を継続させるために必要なホルモンが分泌され続けます。この影響で、妊娠初期は、いつもよりも体温が高くなる場合があります。
つわり(妊娠悪阻)
また、妊娠すると起きるつわりも発熱の症状が現れる場合があります。
発熱するほどのつわりは、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と呼ばれ、発熱以外にも嘔吐・吐き気・めまい・起き上がれないなどの症状が出る場合があります。吐き気が強く、食べ物や飲み物が取れないので、入院が必要になります。
妊婦の熱の下げ方
微熱であれば、ゆっくり休んで様子をみましょう。38度以上の高熱の場合は、胎児への影響も考え、早めに医療機関を受診しましょう。
解熱シートについて
熱を冷ます、頭痛を冷やして緩和したいと言った場合に一時的に貼るのは問題ありません。
妊娠中に肌が敏感になっている人は、かぶれてしまうこともあります。赤みやかゆみが出たらすぐに剥がしてください。
※注意
お腹を冷やすような貼り方は避けてください。
この記事全文は、「kosodateLIFE」に掲載されています。
記事は、健康検定協会から提供されています。
続きには…
発熱時の「食事」
発熱時の「お風呂」
胎児への影響は?
市販薬は?
病院を受診するべき症状
妊婦特有の発熱 など
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