つわりに加えて頭痛があってつらい。
寝ても治らない・・・。
つわり中の頭痛の原因と対処法をお医者さんにお話を伺いました。吐き気がする場合、寒気がある場合のそれぞれの症状についてや、市販薬や病院受診の目安についても解説していただきました。
つわり中の頭痛の「原因」
つわりでつらいのに…。どうして頭痛がするでしょうか?妊娠中特有の頭痛の原因を聞きました。
ホルモン分泌の変化による頭痛(血管拡張性頭痛)
妊娠中のホルモンバランスの変化によって血管が拡張し頭痛が起きることがあります。
妊娠によって黄体ホルモン(プロゲステロン)分泌量が増加します。この黄体ホルモンが、自律神経に働きかけて、末梢血管を拡張させます。結果、脳内血管が拡張し、周りの神経が刺激を受けます。その刺激により生じる炎症物質が、さらに血管を拡張することで頭痛が起きます。
片頭痛のよう、脈を打つようにズキズキ痛むことが多いようです。片側のことが多いですが、両側痛む場合もあります。
※その他、妊娠悪阻や高血圧により、妊娠中は頭痛が起こる場合があります。注意すべき頭痛については、「病院に行くべき頭痛」をご覧ください。
つわり中の頭痛の「対策方法」
つわり中の基本的な頭痛対策として、4つの対策を紹介します。
適度に運動やストレッチをする
ずっと同じ姿勢のまま過ごさないように、適度な運動を行いましょう。体内の血流を改善しましょう。おすすめは散歩です。
睡眠時間は7~8時間とるようにする
眠り過ぎは頭痛を助長する場合があるので注意です。
ストレスを溜めないようにする
ストレスが頭痛の原因になることもあります。リラックスできる時間をとるようにしましょう。
水分補給をする
少量でいいのでこまめに水分を摂取しましょう。つわりによる嘔吐がある場合、体内の水分が不足して頭痛が起きていることがあるためです。
この記事の続きには「kosodateLife」に掲載されています。
続きには
つわり中の頭痛の「対策方法」
【ケース1】吐き気を伴う
【ケース2】めまいを伴う
【ケース3】寒気がする
【ケース4】肩がこる
市販薬について
病院の受診するべき頭痛 などが掲載されています。
この記事は、健康検定協会から提供されています。