まぶたの乾燥で、皮がむける、腫れや赤み、かゆみが気になる…という方は必見です。
「ワセリンなど保湿クリームを塗っても良い?」「まぶたの乾燥に良い薬はあるの?」
こういった疑問にお答えします。
まぶたの乾燥の原因から改善方法、女性の場合はメイク時の注意点について、皮膚科医に詳しく伺いました。
まぶたが乾燥すると…症状は?
まぶたが乾燥すると、赤み、かゆみ、腫れ、皮がむける、切れる、痛み、しわ、小じわなどの症状が現れます。
まぶたは、皮膚が薄く、他の部分と比べて水分の保持がしにくいです。皮脂腺も少ないので、皮膚を守る皮脂膜も少ない構造になっていて乾燥しやすい箇所です。
なぜ?まぶたが乾燥する原因
まぶたが乾燥する主な原因です。
空気の乾燥による湿度低下
季節性の乾燥(秋〜冬)
目のかゆみ、異物混入(花粉やゴミ)により、目をこするなどの外部刺激
水分不足
エアコン
ドライアイ
眼精疲労など
まぶたの乾燥をまねく生活習慣
誤ったスキンケアやアイメイクの方法で、まぶたの乾燥を招いている可能性があります。
スキンケアの力加減が強い(目の周りをこすって、スキンケアしている。何度もまぶたにスキンケア用品をつけている)
アイメイクの頻度が多い
アイメイクの力加減が強い
洗顔料を泡立てず、こすって洗顔している
コンタクトレンズを着用している(眼精疲労やドライアイ、着脱による刺激がまぶたに負担をかけている)
まぶたの乾燥におすすめのクリーム・スキンケア
軟膏・クリームの選びかた
ヘパリン類似物質やワセリン、ビタミンEなどの保湿性分が配合されているクリーム(軟膏)やローションを活用しましょう。
用途に顔や目の周りと書いてあるものを選ぶと良いですが、わからない時は薬剤師、販売登録者に相談しましょう。
スキンケア用品の選び方
まぶたは皮膚も薄くデリケートな部分なので、刺激のあるものは避けましょう。
ホットタオルをまぶたの上において保温することで保湿効果もあります。タオルを取った後は、保湿クリームを塗っておくと良いですね。
この記事の続きには
たっぷり保湿を!方法とタイミングは?/普段からまぶたの負担を減らすには? などを掲載しています。