口角炎の原因から治し方まで解説。
ストレスが発症要因となることもある口角炎。
市販薬・ワセリンやオロナインを使う際の注意点、なかなか治らない場合の対処法など詳しくお伝えします。
口角炎の原因
口角炎とは、口角部に生じた炎症の総称で、以下のような原因により発症します。
細菌・ウイルス感染
真菌(カンジダ等)、細菌、ウイルス(ヘルペス等)の感染により発症します。
栄養不足
ビタミンA、ビタミンB群等の摂取不足により発症するケースがあります。
内科的疾患(全身性疾患)
糖尿病、鉄欠乏性貧血、HIV感染症、肝疾患等が原因で発症するケースがあります。
長期の薬剤使用、化粧品の使用
副腎皮質ステロイドの内服や、免疫抑制剤等を使用する治療中は口角炎を発症しやすいです。
また、口紅等の化粧品に含まれている成分が刺激を与えて発症するケースもあります。
刺激
義歯が当たる、噛み合わせが悪い、唾液が常についている、メイクする際の肌を触る刺激等、皮膚に刺激が与えられることで発症するケースがあります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の一部症状として起こるケースがあります。
ドライマウス
薬の副作用、加齢、生活習慣、病気等が原因で起こり、主な症状として口角炎が起こります。
唇をなめる癖がある
唇をなめるとその時は潤うが結果的には唇の油分を減少させて乾燥を促進してしまい、口角に亀裂が起きやすくなります。
ストレスで発症しやすくなることも
心身共に健全な状態の場合は、皮膚にカンジタ菌が付いたとしても口角炎を発症する可能性は低いです。
しかし、ストレス過多や疲労の蓄積等によって免疫力や抵抗力が弱くなると、口角炎を発症しやすくなると考えられています。
この記事の続きには
口角炎はうつるの?/口角炎におすすめの市販薬/口角炎が治らないのはなぜ?/口角炎がひどいときは病院へ などを掲載しています。