咳が止まらない症状について解説。
風邪だけではなく、ストレスや他の病気が原因の場合もあります。
この記事では、長引く咳の原因や対処法をはじめ、病院は何科を受診すれば良いのかなど、詳しくご紹介しています。
咳が止まらない時は、5つのポイントで改善をはかりましょう。
水分をたくさん摂る
加湿器をつける
のど飴、トローチをなめる
マスクの着用
咳止め薬を飲む
咳は、喉の炎症や乾燥で出やすくなります。
水分をたくさん摂るようにすると治まりやすくなります。加湿器をつけて、室内を加湿するのも良いでしょう。
また、のど飴、マスク着用も喉の乾燥が防げるのでおすすめです。
他にも咳止めの成分が配合されている薬、トローチなどの使用も検討してみてください。
市販薬でも、咳の症状緩和を期待できるものは購入できますし、病院でも処方してもらえます。
止まらない咳の原因
風邪を引いて咳が続いているとき
風邪をひいて咳が出るのは、風邪の原因のウイルスや細菌を体の外に追い出そうとしている体の防御反応です。
風邪が治っても咳だけ続く場合は、まだ喉や気道の荒れが続いているからだと思われます。体と喉をいたわるようにしてください。
しかし、風邪症状が治っても2週間以上咳が続く場合は、風邪以外の他の病気の可能性があります。早めに病院を受診しましょう。
咳だけが止まらず、他の風邪の症状はないとき
ホコリやハウスダストのアレルギー反応、ストレス反応などでも咳が出る場合があります。
他にも咳が長引くときは肺炎や喘息、結核や肺がんなどの病気の可能性もあります。
特に痰を伴う咳が出て、喫煙歴がある人は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病気の可能性があります。
風邪もひいていないのに、咳と痰が続く、階段を上ると息切れする、荷物を持って歩くと息切れするといった症状があります。
息切れや呼吸が苦しい場合には、早めに病院を受診してください。
ストレスが原因の「心因性の咳」も
心因性の咳というものがあります。何らかのストレスを感じることで、咳が出ます。
呼吸とストレスは密接に関係しているので、ストレスを感じることで、急激に喉が乾燥したりして咳が出ると考えられます。
長引く咳が認められるが、病院でちゃんと検査をしても病気の原因となる所見が見つからない場合、何らかの心因性、ストレスが原因の可能性があります。
この記事の続きには
子供の咳が止まらない/病院へ行く必要は? などを掲載しています。