「喉の痛みが治らず1ヶ月以上続いている…」「熱はないから風邪ではない気がする…」
原因がわからないのに症状が続くと不安になりますよね。
この記事では、喉の痛みが長く続く場合、どんな病気の可能性があるのか、病院は何科を受診すれば良いのかなど解説しています。
症状を軽くするための過ごし方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
喉の痛みだけが続いている場合
喉の炎症が考えられます。
ただ、稀に心筋梗塞やくも膜下出血の可能性も。
喉がいがらっぽく、唾を飲むと痛みを感じる期間が長く続いている場合は、乾燥やしゃべり過ぎ、カラオケなどでの大声の出し過ぎによる喉の炎症が考えられます。喉を使い過ぎた後に適切にケアしないと、炎症がいつまでも治まらない場合もあります。痛みを感じる場合は、のど飴を舐めたり、水分を補給したりして悪化を防ぎましょう。
心筋梗塞やくも膜下出血など、命の危険も!
稀に喉やその周囲が痛いという症状が、命の危険を知らせるサインの場合もあります。喉やその周囲、首の後ろ側は、心筋梗塞やくも膜下出血の症状として痛みを感じる場合があります。他にも併せておかしいという症状があれば、早急に病院を受診し検査を受けましょう。また喉頭や咽頭、舌などの腫瘍の可能性もありますので、1ヶ月以上症状が続くときは、一度耳鼻科を受診しましょう。
喉の痛みと一緒に咳も続いている
肺炎、気管支炎、喘息などの可能性があります。
1ヶ月以上呼吸器感染症が長引くことは稀ですが、喉の炎症や痛みに加え、咳もあれば、肺炎、気管支炎などの可能性があります。また呼吸器感染症ではない場合、咳喘息なども可能性があります。咳喘息は、気管支の病気で、慢性的に咳が続き、様々な刺激に対して過敏になります。タバコの煙、気温差、運動、飲酒やストレス、ハウスダストなどで咳症状が起こります。将来的に喘息に移行する可能性もあり、喉の痛みの他に強い咳があれば、呼吸器内科を受診してみましょう。
喉の痛みと発熱がある
扁桃炎、咽頭炎、扁桃周囲膿瘍などが考えられます。
こちらも感染症が1ヶ月以上持続することは少ないのですが、扁桃炎や喉頭炎、扁桃周囲膿瘍などがあります。
喉が痛いと風邪を疑いますが、強烈な痛みや長引く症状がある場合は、一度、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
喉の痛みと一緒にだるさも続いている
慢性疲労症候群、不定愁訴などの可能性があります。
喉の痛みを伴うだるさ、全身疲労感、微熱などがある場合、慢性疲労症候群、不定愁訴の可能性があります。他にもリンパの腫れや頭痛など様々な症状が現れる人もいます。
また、血液疾患なども喉の感染を繰り返し、倦怠感や微熱しか症状が出ないことがあるため、病院で精密検査を受けることをおすすめします。
この記事の続きには
病院へ行くべき?判断基準は?/市販薬なら? などを掲載しています。