急にやってくるイメージのある心筋梗塞ですが、前兆はあるのでしょうか。
「左肩が痛むのは、心筋梗塞の前兆?病院を受診すべき?」
こういった疑問にお答えします。
原因のわからない肩や背中の痛み、歯痛などの症状を感じている方は、ぜひチェックしてみてください。
心筋梗塞に前兆はある?
一般的には、心筋梗塞は突然起こることが多いです。ただ場合によっては、前兆となる症状を覚えることもあります。
前兆となる症状については、下記で解説します。
心筋梗塞の前兆として起こる症状・期間
症状
心筋梗塞の前兆として、下記の症状があらわれることがあります。
胸が痛い、胸の圧迫感、胸焼け
背中が痛い
歯が痛む
顎が痛む
肩が痛む
気持ち悪い
だるい
必ずしも、心臓周りに症状が現れるわけではないので、心臓の異常とは気がつかない・結びつかない場合もあります。
胸のあたりに違和感を覚えたら、早めに病院へ
心筋梗塞は、知らぬ間に起こり、知らぬ間に終わる場合もあります。全く前兆がない場合もあります。
我慢できる程度の胸痛があり、それを何度か繰り返し、心筋梗塞を発症する場合もあります。
そのため、以前から胸が痛い、胸の圧迫感、胸焼け、背中が痛い、歯が痛む、顎が痛む、肩が痛む、だるい、気持ち悪いという症状があれば心筋梗塞の前兆の可能性があります。
特に重要なのはやはり、胸の辺りの違和感や胸痛です。これらを感じたら軽いものでも、なるべく早く病院を受診しましょう。痛みが強く、休んでも良くならない場合は救急で受診が必要です。
心筋梗塞の前兆かも?と思ったら。救急車を呼ぶ?
すぐに救急車を呼ぶべき場合
胸痛があり、横になって休んでいても痛みが治まらない場合や、20分以上痛みがある場合は、救急車を手配しましょう。
また、以前から胸の辺りの違和感を訴えていて、不整脈や血圧低下などを伴い、意識不明、失神した場合も同様に早急に救急に連絡を入れてください。
心停止した場合は、心肺蘇生のために心臓マッサージをする必要があります。近くにAED(自動体外式除細動器)があれば使用してください。
発見や治療が遅れれば、死亡リスクもあります。早期発見、治療が良好な予後につながります。
続きは、「EPARKレポート」でご確認いただけます。