風邪をより早く治すための方法を解説します。
鼻水、咳や喉の痛みなど、つらい風邪の症状をできるだけ早く改善するには、どうすれば良いのでしょう。
この記事では、風邪の早期治療が期待できる食事や薬について伺いました。ぜひ参考にしてください。
鼻粘膜を強化!ネバネバ系の食べ物
風邪といえば、鼻水の症状が出ますが、鼻水は病原体を洗い流し、奥に入れないように働いてくれています。
風邪になってしまってからも鼻粘膜に良い食事を摂ることで、鼻の粘膜の機能が正常に働き、強化することができます。
おすすめは「ぬめり成分」です。
里芋やなめこ、オクラ、納豆などに含まれています。おかゆなどに細かく刻んで、入れたり、スープに入れたりして摂りましょう。
緑黄色野菜やフルーツでビタミン・ミネラル補給
皮膚粘膜を強化、免疫力をアップさせてくれるビタミンAは、卵や緑黄色野菜に豊富です。人参やほうれん草、かぼちゃなども食べてください。
また、フルーツには、ビタミンやミネラルなど風邪で消耗しやすい栄養素が多く含まれています。風邪のときに食べると良いでしょう。
体を冷やすイメージがあるフルーツですが、かき氷や氷水のようなものでなければ、食べ物で急に体が冷えるということはないので、風邪のときに食べても大丈夫です。
飲み物はビタミンC含有のもの
ビタミンCの摂取ができる、レモネードが風邪の時にはおすすめです。ホットで飲めば体も温まります。
ビタミンCは、体の免疫力である白血球の働きを高めてくれます。また、抗酸化の働きがあり、風邪予防にもぴったりです。
即効性の期待できる市販薬の選び方
市販薬の選び方
風邪は、多くの症状が現れます。
しかし、結局は、風邪自体を治療することはできません。自分の免疫力でウイルスを撃退する必要があるのです。
辛い症状があると食事が取れない場合もあり、そのような時には、咳や鼻水などの症状を個別で緩和してくれるものを選ぶと良いでしょう。
また、市販薬は、一概に価格が高い方が良いとは言い切れません。後発品であったり、容量の違いであったり、様々な要因で価格が決められています。
どの市販薬にすれば良いのかと悩む場合は、薬剤師に相談しましょう。
漢方薬は?
漢方薬も様々あり、風邪のひき始めに良いもの(葛根湯)や長引く風邪の時に飲むと良いタイプ(竹茹温胆湯、柴胡桂枝湯など)などがあります。
漢方薬と他の薬の併用
漢方薬は、薬です。他の薬と同様に併用しての使用はお勧めできません。
併用の場合は、事前に薬剤師、医師に相談して確認してください。
この記事の続きには
風邪を早く治すためにお風呂はOK?/これはNG!風邪の治りが遅くなる行動まとめ/風邪を早く治すための食事・飲み物などが掲載されています。