1歳児が喜ぶ簡単レシピが知りたい。
1歳児にとって理想的なご飯ってどんな感じ?
そんなママ・パパは必見。1歳児のご飯の目安と、簡単にできる作り置きレシピや手づかみ食べメニューを紹介します。
監修者
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック
看護師
細野理恵
1歳児のご飯の目安
1歳児の“理想的なご飯”の目安を紹介します。
1歳児のご飯の「量」
1歳くらい子どもに1食で与える白米の量は、90g程度(一合の6割)を目安としましょう。
しかし、まだこの頃は、食べる量にムラがありますので、毎回全部食べなくても大丈夫です。
1歳児のご飯の「硬さ」
1歳になったら、おかゆは卒業しても良い頃です。
柔らかめに炊いて、歯茎でつぶせるくらいの固さのご飯をあげましょう。
1歳児のご飯の「味付け」
だし汁で味をつけるくらいの味付けにしましょう。
味見をして、うっすら味がする程度で慣らせると、塩分のとりすぎを避けられます。
ケチャップやソースはもう少し先にして、醤油や味噌の風味を食材につける程度にしましょう。
<お菓子のアドバイス>
1歳になると、お菓子も食べられるようになってきます。
子どもに食べさせる前にママ・パパが味見をしてみましょう。味が濃くない赤ちゃん向けのものを少量与えるだけにしましょう。
大人と同じご飯を取り分けてもいい?
最初は、薄味で慣れさせたほうがよいです。
大人と同じ味付けがOKになる目安は、5~6歳ころからです。
「ご飯の硬さ」に関しては、奥歯でしっかり噛むようになってくる1歳後半〜2歳頃には、同じものが食べられるようになります。
ただし、「味付け」に関しては、せめて歯が揃う3歳頃までは、薄味の食材を用意するのがよいでしょう。
豆腐や卵焼きなどは、醤油やソースで味をつける前に与えてください。
味噌汁も、お湯を足して味を薄めて与えましょう。
<簡単レシピ>
1歳ごろの献立は、ご飯と汁物、メインのおかずとして副菜が一あれば十分です。
1歳児が喜ぶ簡単レシピを2つ紹介します。
鳥のつくね団子
1. 鳥の胸肉のひき肉と豆腐でお団子を作る
2. お湯に入れて煮込む
3. とろみをつけた出汁のタレをかける
メインのおかずにおすすめです。
くるくるサンド
手づかみレシピにおすすめです。
1. 食パンにスライスチーズをくるくる巻く
2. 巻いた後にラップでしばらく包んでおく
3. 形が定まったら、小さくカットする
チーズの代わりに、中に小さく切ったバナナなどを入れるとおやつにもなります。
<作り置きレシピ>
まとめて作って楽チンの、作り置きレシピのおすすめも2つ紹介します。
簡単和風丼
1. 人参や大根などの野菜を細かく切って煮込む
2. 鶏のつくね団子(※前段落で紹介)を入れて、出汁で味をつけます。
3. ご飯にかけて、和風丼のできあがり!
女性
<ポイント>
入れる野菜は、歯茎でつぶせるものを選びましょう。
冷まして冷蔵庫に保管すれば、数日は持ちます。
煮込みうどん
1. うどんをよく煮込み、歯茎でつぶせる硬さにする
2. カットして柔らかく煮た人参や大根、じゃが芋などを入れる
3. 出汁と醤油で薄く味付けする
小分けの入れ物に、1食ずつ分けて冷凍して使いましょう。
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