新生児のしゃっくりが頻繁で心配・・・。
これって、大丈夫なの?
赤ちゃんのしゃっくりの「正しい対処法」を、お医者さんに聞きました。
新生児の「しゃっくりが多い原因」や、「病院の受診が必要な場合」についても解説します。
武井智昭 先生 監修者
なごみクリニック院長
新生児のしゃっくりが多い原因
新生児は、脳や神経が未熟であるため、横隔膜のけいれんである「しゃっくり」が出やすいです。
特に、ミルクや母乳を飲んだときに、よくしゃっくりが出ます。
赤ちゃんはミルクと同時に空気を飲み混んでしまいます。空気によって大きく膨らんだ胃が横隔膜を刺激し、横隔膜がけいれんを起こし、しゃっくりが出ます。
上手にミルクが飲めるようになり、器官が発達していけばしゃっくりの回数は減っていきます。
<しゃっくりと一緒にミルクを吐いてしまう場合>
しゃっくりが止まるまで待ちましょう。止まってから、再度あげてみましょう。
新生児のしゃっくりの対処法
自然におさまります。
基本的には、しばらく 様子をみて大丈夫です。
しゃっくりが止まるまでの時間は、個人差が大きいです。5分くらいの子もいますし、30分以上の子もいます。
ゲップを出して、胃の膨らみを和らげると止まる場合もあります。
しゃっくりが出ている時は、縦に抱っこして、背中を優しくなぜてあげましょう。
この記事の続きには
やってはいけないNG対処法
こんなときは、病院受診!などが掲載されています。