子どもがインフルエンザにかかったら、保育園はどうする?
出席停止期間は何日?
休園した方がいい症状や、保育園内での予防の方法をお医者さんに聞きました。予防接種の必要性や受け方についても解説してらいました。
武井智昭 先生 監修医
なごみクリニック院長
武井智昭 先生
インフルエンザの登園はいつから?
出席停止の基準
幼児がインフルエンザになった後出席するには、以下の2つの条件を満たす必要があります。
1.発症してから、5日がたっている
2.解熱してから、3日がたっている
*小学生は解熱してから2日です。
インフルエンザでの発症とは、一般的に「発熱」のことです。発熱がなく、インフルエンザと診断された場合でも、インフルエンザの何らかの症状が見られた日を「発症日」と考えます。
出席停止日数の数え方
発症した日・解熱した日は数えません。その翌日を1日目とします。
(例)
解熱した日が月曜日の場合、次の3日間(火曜日から木曜日)は出席停止です。
金曜日から出席可能になります。
保育園を休んだ方がいい場合
以下のような症状がまだあるようであれば、安静にしましょう。
熱が続いている
下痢や嘔吐がある
元気がない
めまいやふらつきがある
食欲がない
咳がひどく生活に支障がある
この記事の続きには
登園許可証のもらい方
保育園に「言わない」は絶対NG
いざというときに頼れる預け場所
集団感染対策
保育園の予防接種 などが掲載されています。