看護師さんに、妊娠初期症状としての「おなら」の対策ついて聞きました。
※「妊娠超初期」という言葉の定義は、産科婦人科学会ではありません。この記事では、妊娠0週~3週までの妊娠確定前の期間を、一般の妊婦さんによって使われている「妊娠超初期」と表現しています。
監修者
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック
看護師
細野理恵
妊娠超初期に「おならの原因」
妊娠超初期に、おならが変化することはあるの?看護士さんに詳しく聞いてみました。
おならが止まらない!
なぜでしょうか?
この影響により、
- お腹が張る
- ガスがたまる
- 便秘になる
- 下痢になる
というように、人によって様々な症状が現れます。
おならもその一つです。
おならが臭くなった!
悪玉菌が優勢になるとおならは臭くなります。
特に「便秘」になると、お腹の中に不要な便が停滞して、その便からはガスが出ます。このガスがおならです。ガスは、腸内に充満し、また体に吸収され、肌荒れやニキビの原因にもなります。
妊娠超初期の「おなら対策」
腸内環境は、食べるものを意識して改善しましょう。
肉類、脂質の多い食事は、悪玉菌を増やします。野菜を多く取りましょう。
また、キムチや納豆、ヨーグルトといった、生きた乳酸菌を腸内に取り込むのも腸内環境を整え、おならを減らしてくれるのでおすすめです。善玉菌が多くなると、自然とおならの臭いは軽減します。
ケース1.便秘を伴う
妊娠中は、プロゲステロンという女性ホルモンが多くなります。
このホルモンは、妊娠を継続させるために必要なのですが、腸の動きを低下させてしまう働きがあり、妊娠すると長期的に便秘に悩む人が出てしまう原因にもなっています。
便秘対策
<腸を動かす習慣>
・ 朝起きたら、水分補給
・ 朝ごはんを食べる
・ トイレに行く習慣をつける
・ 野菜多めの食事を意識する
・ 適度な運動を続ける
また、朝ごはんを抜いてしまうと腸が動きにくくなります。水とバナナでも良いので、朝ごはんを食べて腸を動かしましょう。
妊娠は、数ヶ月継続します。その間、ずっと便秘となるのは、おならだけではなく、腹痛や痔など辛い症状を伴います。できれば、妊娠初期の間に便秘解消の癖をつけておきましょう。
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