「急に母乳が出なくなった!」
お医者さんに、産後に母乳がでなくなってしまう原因と、また母乳がでるようにするためにできる対処法を聞きました。
母乳が出なくなる原因は一概にはいえません。原因が1つのこともありますし、色々と重なり出なくなることがあります。母乳が出なくなる代表的な6つの原因とその対処法を紹介します。
石野博嗣 先生 監修者
石野医院
副院長
石野博嗣 先生
原因① 水分不足
母乳を作るママの体内の水分量が不足すると、母乳が作られなくなってしまうと考えられています。
時期:産後2~4か月くらいが多い
※ママの状態と赤ちゃんの状態により個人差があります。
対処法:赤ちゃんの月齢やおっぱいを飲む量にもよりますが、ママは1日約1リットルの母乳をあげているため、その量以上の水分を補給する必要があります。
原因② ストレス
ママの体の中で母乳を作るためには、プロラクチンとオキシトシンというホルモンが必須です。しかし、ママがストレスを抱えてしまうと、オキシトシンの分泌量が減少します。
すると、母乳が出にくくなることがあります。
時期:産後2~4か月くらいが多い
※ママの状態と赤ちゃんの状態により個人差があります。
対処法:なるべくストレスを抱え込まないように、全部自分でやる!と無理し過ぎずに、ご家族に相談して協力を仰ぐ、自分なりのリラック法を見つける等をおすすめします。
この記事の続きには
原因③ 栄養不足
原因④ 母体の冷え
原因⑤ 赤ちゃんがおっぱいをくわえられない
原因⑥ 卒乳の時期が近づいている
片方だけ母乳が出ない場合の対処
ミルクを飲まない場合の対処 が掲載されています。