ある日、急にできた『吹き出物』に気づいて落ち込んでしまった…そんな経験のある方も多いかもしれません。
吹き出物はニキビと似ており、どちらも「皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こしている状態」です。
では、いったいどんなちがいがあるのでしょうか?
この記事では、『吹き出物』の原因やニキビとのちがいについて
小田原銀座クリニック 長谷川佳子 先生に解説していただきました。
吹き出物とは?ニキビとの違いは「時期」と「位置」
『吹き出物』と『ニキビ』のちがいがわかりづらい、と感じている方は多いのではないでしょうか。
1.吹き出物は20代以降、Uゾーンに最もできやすい!
吹き出物は『大人ニキビ』とよばれるように、20代以降にできるものです。
ホルモンバランスの乱れが原因で、皮脂の分泌が過剰になって発生します。
「Uゾーン」といって、あごや口の周辺に多くできるのが特徴です。この部分は皮脂が少なく、乾燥で肌が硬くなり、毛穴が詰まるためできやすいとされています。
2.ニキビは10代で、Tゾーンにできる!
ニキビは10代の成長期の ホルモンバランスの乱れが原因で、皮脂の分泌が過剰になって発生します。
これに加えて免疫力の低下が原因となることもあり、皮脂分泌の多い「Tゾーン」に発生しやすい のが特徴です。
気になる続きには、「吹き出物の原因はなに?」「要注意!吹き出物ができやすい食べ物とは?」