ジェネリック医薬品について、「聞いたことはあるけど何なのかはよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
普通の薬(新薬)と同効果・低価格といったメリットがあり、普及率は広がりつつあります。
この記事ではジェネリック医薬品と新薬の違い、そのメリットやデメリットについて医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック 理事長:岡村信良 先生より解説いただきました。
ジェネリック医薬品とは?
医師が処方する薬は、基本的に新薬かジェネリック医薬品のどちらかです。
ジェネリック医薬品とは一言でいうと「既存の薬(新薬)を他メーカーが製造したもの」です。
1.ジェネリック医薬品と新薬の違い
新薬(先発医薬品)
最初に開発されたオリジナルの薬です。
20年程の歳月と数百億円以上の費用をかけて開発されます。
特許出願から期間が切れるまでの20年間は、独占的に発売できます。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)
新薬を他メーカーが製造したものです。
新薬と同じ有効成分で作られているため、品質や効果はほとんど変わりません。
厚生労働大臣の承認を受けて製造・販売されるので信頼度も高いです。
他メーカーによる製造は、新薬の特許期間が終了してから許可されるので、新薬より遅れて登場します。
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