旅行や遠足、ピクニック。家族や友人とのお出かけを全力で楽しむ準備は万全ですか?
せっかくの楽しい予定も、乗り物酔いをしやすい方は目的地までの道中が気がかりになってしまうのではないでしょうか。
乗り物酔いは別名、『動揺病』または『加速度病』といわれています。
この記事では、乗り物酔い対策のツボや食べ物、服装、つわりがある時の対処法について
医療法人 小田原博信会 久野銀座クリニック理事長:岡村信良 先生、きよしヶ丘整骨院 湊健治 先生お二人より、詳しく解説いただきました。
知っておきたい、乗り物酔いの基礎知識
●乗り物酔いが起こる原因
乗り物酔いは「平衡感覚」の混乱によって起こる!
乗り物酔いの原因は、両耳の奥にある 「三半規管」とよばれる平衡感覚を司る器官と視覚のズレだとされています。
“ズレ”とは、耳から入る「乗り物の揺れの情報」と、視界から入る「乗り物の揺れの情報」が一致していないということです。
そのため、平衡感覚が混乱して、吐き気などの症状があらわれます。
過去の乗り物酔いがトラウマになることも
過去にとてもつらい乗り物酔いの経験があった場合は、それがトラウマとなって酔いやすい傾向があります。
●乗り物酔いは10歳くらいの子どもに起こりやすい!
10歳くらいの子どもは、脳の平衡感覚機能がまだ発達途中です。そのため、平衡感覚をうまくコントロールできず、乗り物酔いを起こしやすいとされています。
一方、脳が未発達の赤ちゃんや、脳が衰え始める高齢者は、乗り物酔いを起こしにくい傾向にあります。
乗り物酔いをしないための対策。薬は出発30分前に
乗り物酔いをしないために、乗る前にできる予防法や、乗ってからの席、視線について解説します。
乗り物に乗る前にできる予防は?乗り物に乗ってからの予防は?記事のつづきはこちらです!