ピアスホールは清潔に保たないと、膿んでしまうことがあります。
せっかくのおしゃれなピアスも、痛みや腫れがあると憂鬱な気持ちになってしまいますよね。
この記事ではピアスの穴が膿む原因と対処法、そして注意点について小田原銀座クリニックの長谷川佳子先生に詳しく解説していただきました。
ピアスホールが膿む原因は?
ピアスホールは傷口の一種なので、細菌感染を起こすと化膿したり、しこりができたりします。
その原因としては次のようなことが挙げられます。
1.ピアスホールを清潔にしていない
ピアスホールを空けてから完成するまでに消毒を怠る、汚れた手でピアスホールに触れる、他人が使用したピアスをつけるなど、ピアスホールを不潔にしていると細菌感染を起こしやすくなります。
2.免疫力が低下している
生活習慣や食生活の乱れによって免疫力が低下すると、細菌への抵抗力が弱まり細菌感染を起こしやすくなります。
3.皮膚が弱い
正しいケアを行っていてもピアスホールが膿んでしまう場合、皮膚が弱いか金属アレルギーの可能性があります。
金属は汗などの体液に触れることで溶け出し、体のたんぱく質と結びついてアレルゲンとなります。
金属アレルギーはピアスホールを空けたことがきっかけで発症することもあるので、安物のピアスを使用したり、ピアスをつけたまま運動して汗をかいたりするのは要注意です。
この記事の続きには、「膿ではなくリンパ液の可能性も?クラスティが出ることも。ピアスホールが膿んでしまったときの対処法」などが載っています。ぜひご覧ください。