「妊娠中は溶連菌に注意って心配。」
「赤ちゃんへの影響があるって聞いたけど、どうやって予防するの?」
そんなママの不安に、お医者さんがわかりやすく答えます。
妊婦の溶連菌感染症の危険
溶連菌には「A群」と「B群」があり、妊婦さんにとって要注意なのが「B群」の溶連菌です。
A型溶連菌
よく耳にする溶連菌感染症は、子どもに多く発症する「A群溶血性連鎖球菌(A型溶連菌)」によるものです。
この菌は、喉の痛みや発熱、舌が赤くなる(イチゴ舌)、発疹などの症状があらわれ5〜6日で快方に向かいます。風邪に似た症状の病気ですが、抗生剤を服用すれば後遺症もなく早く治癒します。
妊婦の方が感染しても抗生剤を投与できるので、治療を受ければ赤ちゃんへの影響もありません。
B型溶連菌
一方で、「B群溶血性連鎖球菌(B型溶連菌)」という菌が存在します。母体には、何も影響がありません。ただし出産時に注意が必要となります。
B群溶血性連鎖球菌(B型溶連菌)は、ありふれた常在菌で、特に体に悪影響がありません。
しかし、出産時に、赤ちゃんがママの膣を通る際にB群溶血性連鎖球菌に感染してしまうと、敗血症や髄膜炎、肺炎といった病気を引き起こすことがあります。また、発症後に最悪死亡する場合もあります。
赤ちゃんの「B型溶連菌」感染を防ぐ方法
B群溶血性連鎖球菌(B型溶連菌)している場合は、陣痛が始まった段階で抗生剤を投与して、赤ちゃんへの感染を防ぎます。
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続きには
妊婦の溶連菌感染症の危険
溶連菌感染症の「症状」
溶連菌の「感染対策」
B型溶連菌感染症の検査 などが掲載されています。
記事は、健康検定協会から提供されています。
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