インフルエンザにかかって解熱後なのに微熱が続く…。
何日くらい下がらなかったら病院へ行くべき?
など、長引く微熱にお悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、インフルエンザで微熱が続く原因と対処法をご紹介します。また、病院へ行くタイミングも合わせて解説しているので参考にしてみてくださいね。
高熱が下がった後に微熱が続く理由
インフルエンザに感染して高熱が出た後に微熱が続く場合は、まだインフルエンザウイルスが体の中で力を持っていると考えられます。
少し良くなったからといって昼間に動いたり、ゆっくり寝ていなかったりすると微熱は長引く可能性があります。安静にしていないと、発熱を繰り返してしまう場合もあります。
通常、微熱が続くのは2日程度
インフルエンザは一般的には発症後3日程度高熱が続き、その後微熱は2日程度でよくなる傾向があります。
感染した際に抗インフルエンザ薬を摂取した場合、通常高熱は2日程度でおさまります。
インフルエンザにかかると40度を超える場合もあるので、早く解熱されるのはありがたいですね。
何日熱が下がらなかったら病院へ行くべき?
高熱が下がり、4~5日経っても微熱が下がらない場合は、一度体調の確認のためにも病院を受診しましょう。
インフルエンザの症状ではなく、その後別の感染症や肺炎を発症している可能性もあります。
高熱がなく、微熱しか出ないことも!
予防接種を受けていると症状が軽く済む
インフルエンザでも、37度程度の微熱しか出ないという人もいます。
インフルエンザは高熱が出るのが主な特徴ですが、事前にインフルエンザの予防接種を受けているとその限りではありません。
予防接種の作用で感染しても症状が軽く済む場合があり、微熱で済んだと考えられます。
免疫力が低いと微熱しか出ないことも
もともと風邪気味で解熱剤を飲んでいたところでインフルエンザに感染したという方や、免疫力が低く、体の発熱する機能が正常に働かない方(特にご高齢の方)などは微熱しか出ない場合があります。
また、周りに感染者がいたり流行していたりすると、風邪をインフルエンザだと思い込んでいる場合もあります。
風邪とインフルエンザの見分け方
インフルエンザの症状は、風邪の症状とは違い、一気に現れます。
熱・関節痛・鼻水等の症状が急激に進む場合は、風邪ではなくインフルエンザの可能性があります。
その他、インフルエンザと風邪との違い
インフルエンザは秋〜春先までが流行のピークですが、風邪は通年通してかかります。
また、風邪は37〜39度程度の発熱ですが、インフルエンザは40以上の高熱となる場合も多くあります。
インフルエンザは、症状や感染力も強い命にかかわることもある感染症です。急激に症状が進行し、重症化する場合があり、痙攣や呼吸困難が現れた場合は早急に病院受診が必要となります。
毎年違う型のウイルスが出るので、一度かかってもまた感染する可能性があります。
他の病気を疑う症状
微熱が下がらないことに加え、鼻水が出る、なんとなくだるい、関節が少し痛むといった通常のインフルエンザの軽い症状が現れると、肺炎や気管支炎を発症している可能性があります。
インフルエンザの症状なのか、他の病気の症状なのかを確認するためにもマスクをして早めに病院を受診しましょう。
この記事の続きには
インフルエンザで微熱が続くときの対処法/微熱が続く間の感染力 などを掲載しています。