生まれたばかりの赤ちゃんが必要とする母乳量や、母乳量の測り方がわからないときの測り方をご紹介します。
「欲しがるだけ飲ませていいの?」「母乳不足じゃないか心配・・・」といったママの疑問にも答えます。
神原李奈 監修者
神原李奈
母乳量の目安(計算のしかた)
授乳1回あたり、どれくらいの母乳を飲ませればいいのでしょうか?
1回あたり、生後日数×10ml+10mlが一般的です。
新生児には、3時間おき、1日に7回以上授乳する機会があります。
<一般的な哺乳量の例>
※新生児の体重によって変化します。
生後1日目 20ml/1回
生後2日目 30ml/1回
生後3日目 40ml/1回
生後4日目 50ml/1回
生後5日目 60ml/1回
生後6日目 70ml/1回
生後7日目 80ml/1回
出生後2~3週間目の赤ちゃん
1回あたり、20ml/1kg(体重)となります。
出生後2~3週間目になると、赤ちゃんが急成長する時期に入るため、母乳を飲む量が増えます。
<一般的な哺乳量の例>
※新生児の体重によって変化します。
体重が3kg 60ml/1回
体重が3.5kg 70ml/1回
体重が4kg 80ml/1回
日によって変化する母乳量
新生児は胃の容量が小さいので、一回の授乳で飲める母乳量も多くありません。そのため、一日に何度も授乳する必要があり、飲む量も一定ではなく日によって変わります。
この記事の続きには
母乳量がわからないとき
母乳を飲みすぎのとき
母乳が足りないとき
母乳量の悩みQ&A などを掲載しています。