頻回授乳のやり方(回数や間隔)、いつまで続くのか(期間)を解説します。
ママの母乳が出ないときや、ママが疲れてつらいとき、赤ちゃんが泣き止まない場合など、「頻回授乳のよくある悩み」にもお答えします。
石野博嗣 先生 監修者
石野医院
副院長
頻回授乳とは?
頻回授乳とは、赤ちゃんが欲しがるたびに授乳するやり方です。
生まれたばかりの乳児は、個人差もありますが、2〜3時間おきに母乳を欲しがります。これは、まだ赤ちゃんの吸う力も弱く、胃も小さいので、いっぺんにたくさん飲めないためです。そのため1日に何回もお腹が空き、繰り返しおっぱいを欲しがるのです。
欲しがるようであれば、都度おっぱいをあげてください。
頻回授乳の回数と間隔
目安として3時間おきに1日8回程度の授乳が必要となります。
これは、基本であって、もっと欲しがる赤ちゃんもいますし、もっと少ない赤ちゃんもいます。赤ちゃんは胃がまだ出来上がっていないので、吐き戻しをすることが多くあります。吐き戻してしまうとすぐお腹が減ってしまい、基本の回数よりも多く授乳が必要な場合ももちろんあります。
<ワンポイント・アドバイス>
飲む量が少ないと感じても、成長曲線に沿って、体重が増えていれば問題はありません。
この記事の続きには
頻回授乳はいつまで続ける?
【悩み1】母乳が出ない
【悩み2】赤ちゃんが起きない
【悩み3】赤ちゃんが泣き止まない
【悩み4】頻回授乳がつらい などを掲載しています。