妊娠中によく眠れる寝方って?
私の寝方、お腹の赤ちゃんは大丈夫?
妊娠中の「正しい寝方」と「やってはいけない寝方」をお医者さんに聞きました。
監修医
石野医院
副院長
石野博嗣 先生
2001年 国立横須賀病院(現 横須賀市立うわまち病院) 産婦人科
2002年 東京都保健医療公社 東部地域病院 婦人科
2003年 日本医科大学付属病院 女性診療科・産科 助手代理
2004年 日本医科大学付属第二病院 女性診療科・産科 助手
現在 石野医院の副院長
妊娠中におすすめの寝方
これは、体重が均等に分散され、体が歪みにくくなるからです。長期的に横向きやうつ伏せで眠ると、腰や首の位置がずれていきます。
特に妊娠中は、お腹が大きくなると日中に体に負荷がかかってます。夜は仰向けに眠り、疲れをとりましょう。
仰向け寝がつらい場合はどうする?
横向きが楽な場合は、横向きでも構いません。
その場合は、横向きになり膝を少し曲げて、膝の間にクッションやタオルを挟むと楽になりやすいです。
眠っていると、無意識に体を動かし楽な姿勢を取っています。体が楽な状態で眠りましょう。
逆子の場合はどうする?
逆子を回転させるために医師から、横向きを推奨される場合もあります。
この場合は、逆子が回転して通常の状態になったら、寝方は、かかりつけの産科医の指示に従ってください。
やってはいけない寝方
ケース1.「背中が痛い」ときの寝方
背中が痛い原因にもよりますので、痛めているときは、整形外科を受診してアドバイスを受けましょう。受診時は、必ず妊娠していると伝えるようにしてください。
ケース2.「腰が痛い」のときの寝方
妊娠してお腹が大きくなってくると、反り腰になりやすくなり、腰痛の原因になります。
- ケース3.「胃もたれ」のときの寝方
- ケース4.「むくみ」がひどいときの寝方
- ケース5.「逆流性胃腸炎」のときの寝方
- ケース6.「坐骨神経痛」のときの寝方
- ケース7.「恥骨痛」のときの寝方 などが掲載されています