妊娠中に目薬をさすのはOK?NG?
お医者さんに聞きました。
妊娠中によくある目のトラブル「花粉症」、「結膜炎」、「ものもらいの」の対処法も解説します。
監修医
コープおおさか病院
中谷倫子 先生
医局人事により公立忠岡病院、城東中央病院、和泉市民病院、
神戸医療センター西市民病院勤務を経た後、医局人事を離れ高石藤井病院へ入職。
妊娠中の目薬はOK?
ただし、妊娠中は使用しない方がいい目薬もあります。
妊娠中は「使用に注意する」目薬
ただし、プラノプロフェン以外にも目薬によっては、体調・母体の状況によっては避けたほうがいいものもあります。成分を医師に確認し使用するのが良いでしょう。
妊娠中も「使用OK」の目薬
念のため、事前に薬剤師か医師に確認をとりましょう。
既に「目薬をさしてしまった」場合の対処
使用したものをかかりつけ医か眼科で見てもらい、継続して使用して良いのか確認を取ると良いですね。
市販の目薬について
特に、鎮痛・抗炎症作用のある「プラノプロフェン」が配合されているものは、胎児とママをつなぐ動脈管収縮の報告があるため、避けなければいけません。
「プラノプロフェン」以外にも、抗菌剤やステロイド剤、抗アレルギー剤など使用を控えたほうがよい成分が多数あります。
胎児への影響について
しかし、鎮痛・抗炎症作用のある成分「プラノプロフェン」が入っている目薬は、胎児と母体がつながっている動脈管の収縮により、血液を通じた栄養供給や酸素供給に影響を与える可能性もあります。
妊娠中の「花粉症」の対処
妊娠中でも使用できる点眼薬をもらえるように、眼科で相談しましょう。また、眼鏡や花粉のつきにくい服装や、髪型を意識して、影響を極力少なくしましょう。
この記事の続きには
- 妊娠中の「ものもらい」「結膜炎」の対処
- 妊娠中の「ドライアイ」の対処 などが掲載されています。