唇の乾燥は、ガサガサして見た目が気になるだけでなく、ひどくなると切れて出血してしまうこともあります。
このような唇の乾燥の原因は、空気の乾燥はもちろん、内臓の不調や病気、ストレスの可能性があります。
それぞれの原因にあった改善策で、唇の乾燥を解消しましょう。唇が乾燥する原因
唇はなぜ乾燥しやすいの?
そのため唇は、皮脂膜を作り出すことが難しく、自分自身で潤うのが大変難しいのです。
また、唇の角層自体が、通常の肌に比べて薄くできているのも乾燥しやすい原因です。
角層が薄いということは、水分保持力が低いのです。外気が乾燥すると唇も乾燥してしまうのは、常に保持している水分が少ないからです。
ケアをしないと乾燥しやすいのは元々の構造にも原因があるのですね。
内臓の不調で唇が乾燥する
また、内臓の不調は唇の色の変化に表れやすいです。
内臓が冷えて調子が悪いところがあると、唇の色は紫色になります。
また、貧血などで体調が悪い場合も同様です。唇の色が悪いなと感じた時は、体調を確認してくださいね。
生理前や更年期、妊娠中が原因の場合も
個人差はありますが、ホルモンバランスによって乾燥を引き起こすこともあります。
病気の心配は?
その影響で、乾燥することがあります。
ガサガサの唇は、胃腸の荒れ、食欲不振などが起きている時に出やすくなります。
唇の色が悪い時は、血流が悪い時です。体が冷えていないか、具合が悪い部分がないか、思い起こしてみましょう。
急激な唇の色の変化には要注意
唇は薄い表皮でメラニン色素が少なく、毛細血管が豊富にあります。
酸素が低くなった状態の血液はヘモグロビンの濃度が高くなり、ヘモグロビンの色である黒紫色が唇に現れやすくなります。
息切れや、呼吸困難も起きている場合は、救急車を手配しましょう。
ストレスでカサカサ唇に
そのため、唇に栄養が行き渡らなくなり、カサカサとした唇になってしまいます。
また、ストレスによって、緊張状態が続くと無意識に唇を舐めて乾燥させてしまう人がいます。
体全体への影響も大きいので、できるだけストレスを溜めずに、発散して過ごすようにしましょう。
対策|リップクリーム・薬・食事など
リップクリームや保湿クリーム
唇は自己防衛力が低いので、保湿リップやクリームで保護してあげる必要があります。
また、乾燥によるかゆみがある場合は、保湿することで症状を抑えられるのでぜひ、積極的に使用しましょう。
マスク
マスクには保湿効果があるので、乾燥予防おすすめです。
薬やサプリメントなど
皮膚科では、唇の乾燥に働きかける軟膏を処方してもらえます。
また、乾燥対策のサプリメント(セラミドやカロチン配合)は、乾燥しにくい体作りを体の内側から手助けしてくれます。
食事
食事から栄養を摂り、乾燥を防ぎましょう。
服装
冷えがある時は、首、お腹、手首、足首を冷やさないような服装をするようにしましょう。
首回りが広く開いている・足首が出ている服装は、冷えの原因です。
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