病院は眼科と、小児科どっちに行けばいいの?
どちらの病院に行くべきかを、赤ちゃんの目の症状別にお医者さんが解説します。
監修医
田町三田やまうち眼科
院長
山内明子 先生
2015年 田町三田やまうち眼科開業安心して診療を受けることができるよう、環境を整えることに尽力。
丁寧な説明を心掛け、地域に根ざすクリニックをつくりあげていく。
何科に行く?判断基準
目の症状の他に、発熱・咳・くしゃみ・鼻水・湿疹なども見られる場合は、小児科で診断を受けましょう。その後、必要に応じて眼科受診もすすめられます。
目の検査や視力の確認であれば、一通りは小児科でも眼科でも対応可能です。
さらに目について詳しい検査が必要なときは、眼科対応となります。
小児科と眼科か「どちらを受診するべきか迷う」よくある9つのケースについて、どちらを受診するべきか紹介します。
ケース1|目やにがたくさん出る(他症状なし)
<考えられる原因>
- 感染性結膜炎や涙膿炎
- アレルギー性結膜炎 など
ケース2|目やにがたくさん出る(鼻水や熱等、他症状あり)
<考えられる原因>
- アデノウィルス感染症
- 何らかのアレルギーなど
ケース3|目の腫れ(ぶつけた、打撲など)
<考えられる原因>
- 内出血
- 骨折など
ケース4|目の腫れ(打撲ではない)
<考えられる原因>
- アレルギー性結膜炎
- 細菌感染など
ケース5|ひとみが白く濁っている
<考えられる原因>
- 白内障
- 網膜芽細胞腫など
ケース6|泣いていないのに涙がたくさん出る
<考えられる原因>
- 結膜炎
- 逆さまつげ
- 鼻涙管閉塞症など
ケース7.|結膜炎
<考えられる原因>
- 目の中に異物が入り炎症を起こしている
- 汚れた手で目をこすり細菌が入ったなど
ケース8|はやり目
<考えられる原因>
- アデノウィルス感染症が原因の結膜炎
ケース9|アデノウイルス
鼻水やせき、発熱などもしている場合は、小児科を受診しましょう。
アデノウィルスは何十種類も存在して、風邪症状を発症するウイルスです。
目の結膜炎の原因にもなります。
迷ったときは、病院に問い合わせてもOK!
あまりにも子どもの機嫌が悪い、泣き止まないなどの症状もあれば、まずは小児科を受診しましょう。
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記事は、健康検定協会から提供されています。