人と会う前など大事な予定があるときは、身だしなみとして歯磨きが欠かせませんよね。
しかし、予定が続いてしまったり、歯ブラシを忘れてしまったり……。
どうしても「歯磨きできない」という状況もありますよね。
今回は「歯磨き以外」で口中をすっきりさせる、応急処置方法を歯科医師:健康検定協会公式ライターの菊池由利佳 医師よりご紹介いただきました。
歯にまとわり付く「ねばねば」の正体は?
「歯磨きを忘れた!」また「出先で歯磨きができない(歯ブラシがない)!」といったケースで一番気になるのは、歯の周りの「ねばねば」でしょう。
このねばねばは、歯周病・虫歯の原因となる歯垢(プラーク)です。粘液性の細菌の塊のようなもで、主に歯の表面に付き、食べかすなどを栄養源に増殖します。ですから、これは早めに除去しなければいけません。
普通は、唾液が歯に付いたものを洗い流す働きをするのですが、唾液だけでは汚れはすべて取り切れません。また何らかの原因で唾液がうまく分泌されず口の中が渇いた状態が続くと菌が増殖しやすくなります。
歯垢を早く取り除くことが歯周病ケアになりますから、やはり食後の歯磨きは歯の健康を保つための大事な習慣なのです。
では、実際に出先などで歯の汚れを取りたいときの方法は?
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