水いぼはどう治療する?自分で治すか病院に行くか。治るまでの期間は?
水いぼとは、肌色や白色の丸い小さな豆つぶのような形をしたできもので、胸やわきの下などにできます。
接触感染であるため一つできるといつの間にかどんどん増えて体中に広がります。
水いぼは大人もかかることがありますが、主に子供にかかりやすく、幼稚園や保育園、学校などでもらってくることも多いでしょう。子供が水いぼになってしまった場合の対処方法や、治るまでの期間、園や学校、プールなどは休ませた方がいいのかなど、水いぼについて詳しく、小田原銀座クリニック長谷川佳子 先生よりご解説いただきました。
水いぼはどう治療する?自分で治す方法
1.水いぼは自然に治る?
水いぼは、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)と言い、ポックスウイルスとい弱い菌が原因で起こります。そのため、治療をしなくても半年~2年の間に自然治癒します。抗体ができるまでに時間がかかるものの、必ずしも病院で治療しなければならないわけではありません。
2.医学上効果が認められた、市販薬を使用した水いぼの治し方
漢方薬『ヨクイニン』を使用する方法
漢方薬のヨクイニンは排膿効果や抗炎症効果があり、水いぼを小さくする効果が期待できます。
薬局で簡単に手に入ること、また保険が適用されるため、皮膚科などの医療機関を受診し処方してもらってもいいでしょう。
ただし、漢方薬であるため、即効性はありません。
粉末や錠剤などがあり、体質や症状によりますが、数か月は続けて服用する必要があります。
漢方薬『紫雲膏(しうんこう)』を使用する方法
漢方薬の紫雲膏に含まれるシコンに抗菌作用、抗炎症作用があります。お風呂上りに患部に塗ります。独特のにおいがあり、少しべとべとしているので嫌がるお子さんもいます。漢方薬局で手に入りますが、漢方治療を行う医療機関でも処方をしてもらうことができます。ただし、紫雲膏に入っているごま油などでアレルギーを起こすこともあるので、確認が必要です。
イソジンを使用する方法
うがい薬で有名なイソジンに含まれるヨードには、ウイルスを分解する作用があります。
水いぼのウイルスにも効果があり、お風呂上りに消毒液や軟膏を患部に塗ります。第三種医薬品として市販されており、薬局で手に入ります。
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