トマトは、成長に欠かせないビタミンCやカルシウムが多く含まれている食材です。
11ヵ月~12ヵ月頃の離乳食後期での下処理や調理のコツをまとめていますので、参考にしてみてください。
11ヵ月~12ヵ月!トマトを使った離乳食レシピをご紹介
はじめに
こんにちは、管理栄養士の望月理恵子です。
離乳食連載第3弾は、栄養素がたっぷり詰まった「トマト」がメインです。
今回はお子さんも手づかみで楽しく食べられる「トマトのニョッキ」の作り方をご紹介していますので、ぜひ試してみてください。
トマトはいつから食べていいの?
トマトは下ごしらえをしっかりすれば、離乳初期から使える食材です。
離乳初期〜中期では煮込んだり、皮をしっかりとって食べやすくしなければいけませんが、離乳後期の11〜12ヵ月頃であれば、生のままで、皮も刻めば食べられますので、手軽に使える食材です。
緑黄色野菜の仲間で、風邪をひきにくくするための免疫力を整えるビタミンCやβ-カロテン、丈夫な骨や歯を作るカルシウムなど、子どもの成長に欠かせない栄養素がたっぷり入っています。
ぜひ、常備野菜として活用したいですね。
下ごしらえで気を付けること
トマトの皮には腸内環境を整え、便秘を予防する食物繊維や、抗酸化作用により細胞を劣化させないリコピンなどが多く含まれています。
ただ、消化機能が未熟なお子さんはうまく消化できなかったり、口触りが悪く苦手食材になってしまうこともあります。
皮は細かく刻んだり、それでも食べづらそうであればむいたりして調理しましょう。
またミニトマトは小さいので、そのままあげたくなりますが、丸くツルツルしているので、喉につまらせるリスクがあります。
飲み込んでも喉につかえないよう、1/4ほどに切って食べさせましょう。
手づかみでも食べられる“トマトのニョッキ”
1歳に近づくと、食べ物に興味も出始め、色々と手づかみで食べたくなる頃になります。手づかみ食べは、脳や手指の発達のためにも、2歳くらいまでは問題ありません。
そんなときにおすすめのトマトニョッキをご紹介します。
<材料/1人分>
・じゃがいも・・・・半分(約40g)
・ミニトマト・・・・・1個(20g)
・小麦粉・・・・・・・大さじ1~2
・卵黄・・・・・・・・・・1/6個
<作り方>
1.じゃがいもはゆでてつぶし、ミニトマトはゆでて粗みじんにする。(ミニトマトの皮はできるだけ除く)
2.1に小麦粉大さじ1~2、卵黄1/6個、塩少々を加えてこね、直径2cm程度のだんご形に丸める。
3.沸騰したお湯でゆで、浮き上がってからさらに1分程度ゆでた後、すくう。
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記事は、健康検定協会から提供されています。