ほうれん草はビタミンCやβ-カロテンなど、免疫力を整える栄養素がたっぷり入っている栄養価の高い野菜のひとつです。
離乳食中期で使用する際の下処理や調理のコツをまとめていますので、参考にしてみてください。
8ヵ月~10ヵ月!ほうれん草を使った離乳食レシピをご紹介
はじめに
こんにちは、管理栄養士の望月理恵子です。
離乳食連載第2弾は、粘膜や丈夫な皮膚を作ったり、免疫機能を整える働きのある栄養素がつまった「ほうれん草」がメインです。
今回は10分もかからずにできる「ほうれん草シチュー」の作り方をご紹介していますので、ぜひ試してみてください。
ほうれん草はいつから食べていいの?
ほうれん草は離乳初期から使える食材です。ただ、苦味があって食べてくれない…と悩むママも多いようです。
そんなときは、煮込んだり、牛乳で風味をつけたり、ひき肉にまぜたりすると食べやすくなります。
ほかにも離乳食中期であれば、けずり節・青のり・いりごまなどの風味があるものや、粉チーズ・カッテージチーズなどの乳製品と一緒にとると、ほうれん草特有の苦味がマスキングされます。
ほうれん草は1年中出回っている野菜ですが、冬が旬の食材で夏の3倍ものビタミンCが含まれています。
そのため冬は露地野菜を、夏は冷凍食品を活用することで栄養素を効率よく摂取できます。
下ごしらえで気を付けること
ほうれん草は泥が付いていることがあるので、しっかり水洗いをします。また、アク(苦味)や繊維質が多いので、しっかり茹でて、その後は冷水に浸しましょう。
初めてほうれん草を与えるときは、繊維質の多い茎の部分は避け、葉の部分を使うといいですね。
素材の風味を活かした“ほうれん草シチュー”
栄養価の高いほうれん草を使ったお手軽シチューレシピをご紹介いたします。彩りも良いので、ぜひ食卓の1品にしてみてください。
<材料/1人分>
・ほうれん草・・・・・・・・・・・・・・20g
・玉ねぎ・・・・・・・・・・10g(みじん切り)
・にんじん・・・・・・・・・10g(みじん切り)
・ささみ・・・・・・・・・・・ ・・・・・10g
・牛乳 ・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
・水溶き片栗粉・・・片栗粉小さじ1、水小さじ1
<作り方>
1.ほうれん草はやわらかくなるまで茹で、その後水にさらし、水気をしぼりみじん切りにする。
2.玉ねぎ、にんじん、ささみは耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけて、電子レンジで1分(600W)加熱し、加熱後ささみは細かく裂く。
*材料が柔らかくない場合はさらにレンジで加熱する。
3.鍋に1.2と牛乳を入れ、温まったら水溶き片栗粉を入れ、とろみが出たら出来上がり。
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記事は、健康検定協会から提供されています。