美容や健康のためになるとして、麹(こうじ)が人気になっています。
甘酒や酒粕というかたちで口にしている人も多いのではないでしょうか。
さて、この「麹」はいったいどんな働きをするのかご存じでしょうか?
今回は「麹がもたらす美容効果」に管理栄養士 相川香さんに解説いただきました。
麹とは?
麹は、「蒸した米や麦に麹菌というカビの一種が生えたもの」です。カビといっても、有害なものではありません。安心して食べることができ、人間の役に立ってくれるカビです。
米を麹にすると、米自体にはなかった成分が400種ほど生成されます。
その中にある「コウジ酸」という成分は、シミの原因となるチロシナーゼの活性や合成を阻止する働きがあります。そのほか、麹菌は「三大消化酵素」といわれるアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼも生産します。酵素は腸の働きをサポートするため、麹を取り入れることは、美容だけでなく健康のためにもなると考えられるのです。
この記事の続きには、甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる理由、麹を使った簡単なレシピを掲載しています♪ 続きはこちら!