【執筆・監修】
岡村長門先生(岡村クリニック)
下肢静脈瘤(りゅう)は、下肢の静脈(表在静脈)の病気です。
血管には、動脈と静脈があります。
下肢静脈瘤は、文字通り、静脈の病気です。
足の静脈の役割は、二酸化炭素が多く含まれている血液を、心臓に戻すことです。
しかし、この働きが正常に機能しないと、老廃物や二酸化炭素を多く含む静脈血が、足にたまってしまいます。
すると、むくみ・だるさなどの症状が現れます。
下肢静脈瘤は、外見的にも、見ればすぐわかる病気のため、女性は特に気になる方が多くいます。
Contents
・ほとんどが良性でも、見た目・むくみが悩み
・下肢静脈瘤によくある、6つの症状
血管が浮き出る伏在型/こむら返り(つる)/むくみ・しびれ/痛み、かゆみ/皮膚炎/色素沈着、潰瘍
・エコノミー症候群を起こしやすい…?
・血管の逆流を抑え、こぶを取り除く
逆流の治療/こぶの治療
などを掲載しています。