臨月のおりものの特徴。これって大丈夫?スライム状も【医師監修】

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臨月のおりものの特徴。これって大丈夫?スライム状も【医師監修】

臨月のおりもの「これって大丈夫?」

臨月に入って、おりものに変化があった妊婦さんは必読です。

お医者さんに「臨月のおりものの特徴」と「要注意のおりもの」について聞きました。

石野博嗣 先生

監修医

石野医院

副院長
石野博嗣 先生

「臨月のおりもの」の特徴

臨月のおりものの特徴を教えてください。

おりものの量

臨月(妊娠後期)に入ると、おりものの量が増える傾向にあります。

個人差はありますが、出産の一週間前からおりものの量が増加することが多いです。

おりものの形状

粘性のある、どろっとしたゼリー状のおりものがみられる場合が多いです。

反対に、ナプキンがびしょびしょになるくらいの水っぽいおりものが出る場合もあります。
水っぽい場合は、破水の可能性があるため医療機関等で相談してください。

おりものの色

臨月に入ると、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌に伴う変化で、おりものが濃い色になりやすいと考えられています。

おりものの臭い

個人差があるため一概には言えませんが、臨月のおりものは、生臭いような鼻につく臭い、甘酸っぱい臭い等、臭いが強くなる傾向にあるようです。

「要注意のおりもの」の特徴

こんなおりものがでたら要注意、という臨月のおりものの特徴を解説します。

要注意

強いかゆみを伴う、ポロポロ状のおりもの

おりものがカッテージチーズのようにぽろぽろとしていて、強いかゆみや腫れ、熱感等を伴う場合、カンジダ膣炎の可能性があります。

生臭い(魚が腐敗したような臭い)おりもの

膣内に存在する常在菌が、妊娠中の免疫力低下によって異常に増殖するために、魚が腐ったような臭いを発する場合があります。

また、灰色っぽい色でサラサラ状のおりものがみられる場合が多いようです。
この場合、細菌性膣症の可能性があります。

血が混在しているおりもの

これは「おしるし」と呼ばれるものである場合が多いです。

胎児を包む卵膜が剥がれることで起こります。

不正出血の場合

血液が混ざっているおりものが続く場合、常位胎盤早期剥離等の恐れがあります。

早急に医療機関を受診してください。

この記事の続きには…

  • よくある悩み1.「おりものが大量」
  • よくある悩み2.「スライムみたい」
  • よくある悩み3.「黄緑のおりもの」
  • よくある悩み4.「白いかたまり」
  • よくある悩み4.「茶色が続く」
  • 「おしるし」の見分け方
  • 「破水」の見分け方  などを掲載しています。

続きは、「kosodateLife」サイトからどうぞ。

記事は、健康検定協会から提供されています。

2020-02-27T11:56:25+00:00 2月 27th, 2020|Categories: 医師による解説・コラム, 健康コラム|

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