近年、デスクワークなど長時間パソコンに向かって同じ姿勢でいることが原因で
悩みの種として『肩こり』を感じている人が多くいます。
ただ肩が凝っているだけと思い、そのまま放置してしまうという方もいますが
もしかしたら、その裏に重要な病気が隠れている可能性もあります。
実は肩こりは、デスクワークなどの疲労や姿勢によるものだけでなく
甲状腺機能低下症や血栓によってあらわれている場合もあり、
例えば右肩だけがひどく凝っていると感じるときは
肝機能や内臓機能が衰えている可能性があります。
また、頭痛や吐き気を長く感じる場合もあるので
「ただの肩こりだから大丈夫」と軽視してしまうのは危険でもあるのです。
肩こりを改善・解消させるために大切なのは、全身の血液循環をよくすること。
ジョギングや水泳、ウォーキングなどの全身を使う運動のなかでも効果的ですが、
本格的な運動でなくても、日常的に軽い運動や首や肩のストレッチ、
腕や肩を大きく回す運動を取り入れることで軽減することもあります。
肩こりの治療に関して、その人によって方法は異なりますが、
いずれにせよ肩こりは身体からの体調を知らせるための危険信号という認識をし
早めの対処を行うことで重症化を防ぐことが大切です。