医師監修|妊娠初期にイライラするのはナゼ?解消法も。胎児への影響は?
妊娠発覚してから、イライラが止まらない!
旦那さんや上の子にストレスを感じる・・・。
そんな妊娠初期のプレママは必見。
お医者さんが教える、おすすめのストレス解消法を紹介します。
イライラが「お腹の赤ちゃんに与える影響」や、「イライラすると腹痛がある」ときの対処法も紹介します。
妊娠初期にイライラする原因
プロゲステロンは、赤ちゃんをお腹で育てるために必要なのですが、妊婦さんがイライラする原因となります。
このホルモンは、情緒への影響があり、不安感を増長させます。妊娠前は平気だったことでも気に触るようになることもあります。
「私もイライラした!」先輩ママの声
(現在妊娠中のママ)
体調が悪くて、吐き気や眠気でだるく、思うように動けない苛立ちがありました。
(高校2年生の男の子のママ)
イライラ期はいつからいつまで?
妊娠直後から、女性ホルモンは分泌されているため、妊娠初期からイライラが始まります。
妊娠中期にはいると、妊娠初期と同様にホルモンの分泌はありますが、体の変化にも慣れてきて、妊娠したことを受け入れて、新しい生活に向けて気持ちが安定することが多く、それがイライラ改善に大きく影響していると考えられます。
イライラの胎児への影響は?
しかし、母体が重いストレス状態に置かれていると胎児の脳機能形成に異常が出る場合があるという研究もあります。(※)
また、ストレスは血流を停滞させます。
そのため妊娠中に強いストレスが続くと、胎児に栄養や酸素が送られにくくなり、低体重の原因となることも考えられます。
※発達障害の症状や障害は様々あり、すべてに妊娠中の母体のストレスが関わりあるとは言い切れません。
イライラ解消法
そんな妊婦さんにおすすめのイライラ解消方法を教えます。
おすすめ1.妊娠を受け入れる
イライラを乗り越える第一歩は、「妊娠したことを受け入れる」ことからです。
出産すると決めたら、これからの計画を立てましょう。きっと赤ちゃんは、あなたにとって新しい考えや生活を届けてくれます。
おすすめ2.イライラしたら深呼吸
すぐに深呼吸をして、深く息を吸い込みましょう。
ストレスを感じていると人は、呼吸が浅くなり酸欠状態となっていることがあります。新鮮な空気を吸って、リフレッシュしましょう。
おすすめ3.趣味やスポーツを始めよう
妊娠したからといって、できないことばかりではありません。体調が良ければ、水泳やウォーキング、ヨガなどできることはたくさんあります。
また、妊娠すると、夜遊びや飲み会は参加しなくなるかもしれませんが、その分ゆっくりと夜を楽しむことができます。読めていなかった本や映画を見ましょう。
おすすめ4.ストレスを感じるものには近づかない
ストレスを与えてくる人・物・場所からは距離をおきましょう。
おすすめ5.ゆっくりと入浴時間を取りましょう
体が温まると血流も良くなり、元気になります。
たっぷりのお湯に浸かって、リフレッシュしましょう。