生理の前になると、決まって、顔がむくむ、体重が増えたような気がする、気分が沈む
イライラするなどの症状が現れると訴える人が多くいます。
症状がひどくなると、半月以上を不快な症状を抱えたまま過ごすという、なんとも気の毒な人もいるようです。
これは、月経前症候群(PMS)といい、原因としては、エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)、プロスタグランジンE1(局所ホルモン)などの異常や、ビタミンB6とマグネシウムの欠乏、低血糖などが考えられます。
女性特有のもので、『病気じゃないから我慢しなくちゃ』と思っている人も多いようですが
それは、昔の事。
現在は、婦人科での治療が積極的に行われていますので、症状が重く
日常生活に支障が起こるような場合には、専門医に相談するのが得策。
お薬などを用いた治療で、驚くほど改善されるケースもありますし、何よりつらい症状から解放されますので、我慢ばかりしないでくださいね。
日常生活で気を付けられる事としては、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB群をはじめとしたビタミン類を不足させないよう食事を見直してみるのも良いでしょう。
また、ストレスや、緊張状態などもPMSには影響があるようですので、アロマテラピーや
足湯、軽い運動など、ご自身がリラックスして気持ちよく過ごせる方法を探してみるのも症状の軽減に繋がるようですので、つらい症状に悩んでいらっしゃる人は、試してみてはいかがでしょうか?